失われた3TBのデータについて

 私のパソコン(当時は【マイコン】と呼んでいた)人生は,カセットテープから始まり,320KB(キロバイトですよ。当時8bitパソコンは64KBのメモリしか扱えなく,OSが約半分をとるので,実質プログラムで使えるのは32KBだったけど,3万2千というのは広大な空間に思えた。)のフロッピー1MBのフロッピー20MBのハードディスク,40MB,80MB,120MBのハードディスクとだんだんと大きくなっていった。

 今では,1TB,1.5TB,そして2TBが主流となった。部屋にあるハードディスクを併せると何テラバイトになるのか分からない。[emoji:v-221]

 最近は3TBのHDDの値段がこなれてきたで(XPが3TBを扱えなかったのがネックになっていたが,XPのサポートも終わってしまった。MicrosoftにしてはいいOSだったのに。),そこで,何の気の迷いか(HDDが満杯状態だった)3TBのHDDを買ってしまいました。

 これが悲劇の始まりでした。

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 家にあるどのHDDケースも3TBを認識してくれないのです。[emoji:v-12]

 そこで,HDDケースを買うことになるのですが,これが結構高い。せっかくのこなれた3TBの価格が無駄になります。

 探してる内に偶然見つけたのがLaCeの3TB,もちろんケース入りの外付けHDD。これが,3TBの内蔵HDDと同じくらいの値段。その上USB3

 内蔵HDDしか眼中になかったので,こんなに安く外付けHDDが買えるとは思っていませんでした。

 我が家の母艦(メインになるコンピュータ)は,何年も前からUSB3を搭載していますが,周辺機器でUSB3対応の物はなかったのです。

 せっかくiMacを買ったのに,USB3を使わないのは宝の持ち腐れ。HDDケースのつもりで買ってしまいました。(こ,小遣いが・・)

 届くと早速,分解。ゴム医足を派がし,隠れていた外箱のねじを外し,中のHDDを固定しているねじを外し(これをはがすと保証がなくなるよん,という意味のシールをはがした。)中のHDDとご対面。なんと,先日買った内蔵用HDDと同じ物が入っていました。1Tプラッタ3枚構造の高速ディスク。

 「LaCie」といえば,Macようの周辺機器を多く作っているデザインはいいが,値段もいい会社だと思っていましたが,こんな良心的な商品も作っていたのですね。ただ,放熱を考えると,横置きだけでなく,縦置きも考えてもらいたかったところですが,贅沢は言いません。

 HDDケースと考えていたのですが,いちいち内部のねじと外箱のねじをはずしてHDDを入れ替えるのは現実的でないと判断。また,HDDケースとHDDスタンドを探しました。

 USB3/USB2の表示はあっても,3TB以上対応とかマック対応とか書いてある物は少ない。頼りになるのはメーカーホームページとユーザーの声ですが,メーカーホームページはいいことしか書いていないので,知りたい情報はほとんど得られない。ユーザーの声を頼りに選んだのが「MARSHAL USB3.0対応 クローンHDDスタンド デュプリシリーズ MAL-4535SBKU3 ブラック 」。

 こいつが諸悪の根源です。まず,3TBHDDを認識しない。もうフォーマットが終わっているドライブなのに,変なパーティションが二つあるだけ。何とかフォーマットをし直し,認識させたものの,ぶつぶつ切れる。そのうち,同じドライブ名が二つ表示される。「まあ,動くならいいか。どうさふりょうでこうかんしてもらおう。」位に思って使っていました。しかし,気になっていながら対処しなかったのは,「LaCie」のアクセスランプがちかちかし続けていること。たまにのぞいてみるとちゃんとファイルは入っていました。その総量は3TBぎりぎりです。

 ところが,その「LaCie」のドライブが一覧から消えたのです。「おや?」と思ってMARSHALの電源を切り,LaCieを認識させたところ,MARSHALに移動したはずのファイル200GBほどが入っているだけ。気が遠くなっていきました。

 「わたしの3TBデータはどこに~」 3TB=3,000,000,000,000Byte

 なにしろ,HDDの空き容量がない中で,いろんなデータを空いているドライブに突っ込んでいた状態ですから,どんなデータがどのぐらい入っていたのかは全く分からない!!

 「でも,」と私は考えました。「消えちゃったものは仕方ない。自分が作成したファイルは,ちゃんと2重保存してあるし(たぶん),しばらく使ってなかったんだから,これからも使わなくてもほとんど障害がないはず。それに,ネットから落としたものは,また探せば大体は見つかるはず。気にしない。むしろ,HDDが空いたのだから,気分も軽くなった感じ。」と,「うつ」の私には珍しい楽観主義的な考えが浮かんできたのです。

 なんか,すべてを失っても,「私を縛っていたものがなくなった。自由だ。」と思える気がしたのです。

 教訓:「安物買いは銭も失うがデータも失う。」「物を失うのは,自由になること。」  

 だけど,貧乏だと10円でも安い方を買っちゃうんですよねえ。本当に必要な物だけを,少し高くてもいい物を買うようにしないと。

 と,いいながら,別のHDDスタンドを注文し,USB3ハブを買おうとしている私なのでした。

 (さらに,リカバリーソフトを試してみようという心の小さい私でした。「exFat データ復旧」でググってみました。http://all-freesoft.net/file5/recovery/diskdigger/diskdigger.html)

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