
最近、自衛隊の音がうるさい。「ドン」「ドン」「ドン」という空砲のような、実弾のような音が不定期に鳴ります。妻は、「自衛隊のお祭りでしょ」と言います。たしかに、自衛隊では定期的に「お祭り」のようなものをやっていて、市民に親しんでもらおうともしています。戦車やヘリコプターは大きくて、そばに行くと威厳(威圧感)があります。戦後の日本人がアメリカ兵の前に立つ感覚が頭をよぎります。つまり「カッコいい」ので、私の子供心は感動するかも知れません。
今日もヘリコプターが「バリバリ」という音を立てて低空を飛んでいました。
「ドン」「ドン」は、「今夜花火大会があるよ」のお知らせか、市民向けの空砲体験の音、「バンバンバン」は爆竹の音、と聞こえないこともありません。
なにかが起こっているのではないだろうか、小心者の私はそう思ってしまいます。
堤未果さんが言うように、
テレビをつけて全部のチャンネルが同じニュースを流していたら(どの新聞も同じ記事一色だったら)、要注意です。
こういう場合は、まずスピン報道(注:政府に都合が悪い問題が起きた時、その問題から世間の注意をそらすため、違う問題をことさらに大きく取り上げること)を疑ってください。」(堤未果『株式会社アメリカの日本解体計画』P.146)
「お米の高騰」、最近はそれ一色ですが、たしかに「食料品の高騰」は年金生活者の私にとっても大問題です。ただ、あたかも「食糧危機」かのような報道はどうなんでしょうか。NHKも民放も「政府発表」をそのまま(矛盾したまま)放送しているのは確かです。米の流通に関してなにも知らない私でも、「おかしい」と思うことは多々あり、何日か後には「別の説明」がなされます。
何日間おきには、何ヶ月おきにか、中国軍のEEZ侵犯(領海ではない)がニュースになり、北朝鮮の「弾道弾ミサイルと思われるもの」の発射のニュースがあります。ロシアがウクライナに侵攻し、イスラエルがガザを攻撃し、イスラエルがイランと戦争を始め、・・・、そんなニュースが「トランプ関税」といっしょに報道されています。
グルメ番組を観ながらカップ麺やコンビニ弁当を食べている人が、「おコメが高くなるのは困る」といいます。そしてその多くの人はスーパーの「お米売り場」に行ったことがないんじゃないでしょうか。彼らが「困る」のは、コンビニ弁当が高くなることやカップ麺が高くなることで、その原因としての「農業政策」ではありません。電気代が高騰するのは困るけど、その原因としての中東問題やトランプの動向ではありません。
自衛隊の「ドンドン」は、本当に「自衛隊まつり」なのでしょうか。
