殺人出産 村田沙耶香 講談社(2014/07/15)


10人産んだら、1人殺してもいい。

出産と殺人という、一見反対なことが一つになった世界を描く。

メインは殺人願望であり、誰もが一度は心に描く。その願望が自分の肉体を滅ぼしても良いものまでに膨らむ。逆に、いつ誰に殺されるかわからない恐怖。現代社会の闇が制度化されたとき、何が起こるのか。

その他、3編の短編もそれぞれ面白い。