女のいない男たち 村上春樹著 文藝春秋(2014/04/20)



村上春樹の短編集。キレがいいです。「騎士団長殺し」などの長編よりいいんでないでしょうか。

突拍子もない物も出てこなく、情景だけで描いていく。村上春樹の実力発揮です。

男は引きずるんですよね。他のもの、他の女ではその喪失感は埋めようがない。その感覚を明確に表現している。

女はそういうことがないと言われていますが、どうなんでしょうね。人によって違うと思いますが、それに、そういう事ができるのがどうしてなのか(生物学的なものなのか、社会的なものか)わかりませんが、自己防衛的には優れていると思います。

男は弱いですね。