誤解だらけの認知症 ~よくなる! ラクになる! 治療・介護・予防の最新常識 市川衛著 技術評論社 2012/09/01

誤解だらけの認知症 ~よくなる! ラクになる! 治療・介護・予防の最新常識これも若干古い本だが、「認知症は怖くない!」より、実践的というか、ドキュメンタリー的。

内容はほぼ同じなので「斜め読み」。

「認知症は脳の病気だけでなく、社会の環境の変化によっても生まれることがある」という視点は、さすがNHKディレクター。

「老人に優しい社会を」などと行って、「家族(ペット)ロボット」などが紹介されたりするけど、技術の発展は、今の社会では金儲けの道具似すぎないから、「優しい」と反対側に進んでると思う(対老人だけじゃなく)。もし、恩恵が受けられるとしても金持ちだけで、社会の格差は更に広がってしまう。技術は、使われる社会によってその意味が変わるのだ。