アルジャーノンに花束を FLOWER FOR ALGERNON Daniel Keyes 1959,66 講談社ルビーブックス(1999)

アルジャーノンに花束を FLOWER FOR ALGERNON Daniel Keyes 1959,66 講談社ルビーブックス(1999)

 「ルビ訳」はいい。読みやすい。英語の本が原語で読める喜び。英語の本をまともに読んだのは「メアリー・ポピンズ」か「Winne the poo」以来か。

 それにしても、単語力のない私はチャーリーのIQが低い箇所はすらすら読める。正しい綴りのルビなんかいらないくらい。ところがチャーリーのIQが高くなるに従って、よくわからなくなっていく。英語では私のIQは70程度だということである。

 人間らしさ、人としての尊厳を考えさせてくれる作品。


Fri Sep 27 05:29:33 2002



⟨impressions⟩

"Ruby translation" is good. Easy to read. The joy of reading an English book in the original language. Have you read an English book properly since "Mary Poppins" or "Winne the poo"?

Even so, I have no vocabulary, and I can read even the parts where Charlie's IQ is low. I don't need the correct spelling of ruby. However, as Charlie's IQ rises, it becomes less clear. In English, my IQ is around 70.

A work that makes you think about humanity and dignity as a person.


Fri Sep 27 05:29:33 2002




チャーリィは陽気な32歳。生まれながらの知的障害者だ。パン屋で働き、夜学に通う。そんな彼に「頭をよくしてあげよう」と科学者から突然の申し出があった。未知の、危険な実験の被験者になるのだ。しかし、チャーリィは喜んで手術のため入院する。同じ実験を、白ネズミのアルジャーノンも受けていた。やがてIQが180にまで高まり、超天才となったチャーリィは、自我が強まり、知識欲も旺盛になり、人々を驚かす。だが、驚くべき天才ネズミとなったアルジャーノンは、急速に知能が後退していく。はたして、チャーリィは?―SFの傑作であると共に、読者を深い感動に包み込む感動の長編小説。辞書のいらない「ルビ訳」で、単語にぴったりの訳語がルビになっています。




[ ISBN-13 : 978-4770023728 ]


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