六畳間のピアノマン 2021日 野田雄介、泉並敬眞演出

六畳間のピアノマン 2021日 野田雄介、泉並敬眞演出
すごく良かったです。といっても、実は最終回はレコーダーが壊れて観ていません。(;_;)

それでも良かった。

ビリー・ジョエルの『ピアノマン』、心に響きますね。『ピアノマン[wiki(JP)]』はイギリスで実在した記憶喪失の男に名付けられたものですが、ビリー・ジョエルの曲はそれよりずっと前です。ちょうど、『記憶にございません』を観たあとなので、それも重なってしまいました。

「逃げ出せない」というのは辛いですね。そう。逃げ出せないのです。「記憶喪失」にでもならない限り。私たちは「記憶」に囚われていますから。記憶が「わたし」を造っているのです。私の記憶、そして私を知る人達の記憶。「変わる」ことすら難しい。[1]

でも、『逃げるは恥だが役に立つ』です。本当にいまの世の中(世界)は可怪しくなっています。「飼い殺し」「生かさず殺さず」じゃなくて、「死んだって、代わりがある」がまかり通っていますから。

浅田彰の『逃走論』が出版されたのが1984年。その頃は、まだ「知的世界だけ」のジョークでした。[2]それがジョークでなく、真面目に語られるようになりました。身体的な(肉の)問題として。もう「余裕」が無くなったのですね。[4]

浅田彰は私のほぼ同級生ですが、柄谷行人と遊んでいるうちに忘れられてしまいましたし、宮台真司[wiki(JP)](もほぼ同級生ですが)は援交しているうちに「革命」から遠ざかってしまったようです(^_^;)。[3]

「お前は何をやっていたんだ!」と言われそうですが、私は現実では逃げ出せずに「薬」に逃げていました。[5]この作品はその逃げ方を教えようとしていると思います。



⟨impressions⟩

It was so good. However, in the final episode, the recorder was broken and I didn't watch it. (; _;)

Still good.

Billy Joel's "Piano Man" touches my heart. "Piano Man [wiki (JP)] " is a real amnesiac man in the UK Although named, Billy Joel's song is much earlier. Just after watching "I don't remember", that also overlapped.

It's hard to say "I can't escape". so. You can't run away. Unless it becomes "amnesia". Because we are trapped in "memory". Memories make "I". My memory, and the memories of those who know me. It is difficult to even "change". [1]

However, "escape is shameful but useful". The world (world) is really suspicious. It's not "Killing" or "Don't kill without alive", but "Dead, there is a substitute".

Akira Asada's "Escape Theory" was published in 1984. At that time, it was still an "intelligent world only" joke. [2] It's now spoken seriously, not as a joke. As a physical (flesh) problem. You've run out of "margin", haven't you? [4]

Akira Asada is almost my classmate, but I was forgotten while playing with Kojin Karatani, and Shinji Miyadai [wiki (JP)] (although he is almost a classmate) seems to have moved away from the "revolution" while he was dating (^ _ ^;). [3]

You might be told, "What were you doing!", But in reality I couldn't escape, but instead escaped to "medicine." [5] I think this work is trying to teach you how to escape.




[キャスト・スタッフ等]

演出:野田雄介 泉並敬眞
制作統括:内田ゆき
プロデューサー:上杉忠嗣
原作:安藤祐介 『六畳間のピアノマン(改題:逃げ出せなかった君へ)』
脚本:足立紳
音楽:伊賀拓郎
エンディングテーマ ビリー・ジョエル 『ピアノ・マン』 [wiki(JP)]
<出演>
加藤シゲアキ(第1回主演) 村沢憲治 段田安則(第2回主演) 夏野泰造 原田泰造(第3回主演) 上河内秀人 南沙良[wiki(JP)](第4回主演) 有村美咲 三浦貴大:大友啓介
古舘佑太郎:夏野誠
上地雄輔:溝口真治
細田善彦:脇見敏弘
MAX:ワッカナイ
又野暁仁:カズト
麻生祐未:村野芳江
<ゲスト出演>
森永悠希(第1話)  黒田有(第1話)  福田麻由子(第2話)  永沼伊久也(第2話)  竹下健人(第2話)  中村育二(第2話)  坂田聡(第3話)  山村隆太(第4話)  木下ほうか(第4話)


4人の主人公、そして彼らをめぐる人々の人生が、「六畳間のピアノマン」に導かれるようにからみあう。ひとりじゃない、離れていてもつながっている、人生の不思議で素敵な化学反応。

ビリー・ジョエル「ピアノ・マン」の舞台は名もなき人々が集まるバー。客たちの唱和を思わせる「今夜はメロディが欲しい気分。ピアノ・マン、君が僕たちを元気づけてくれ」という歌詞。そんな「ピアノ・マン」を動画投稿サイトで歌う、「六畳間のピアノマン」と名乗る一人の青年がいた。
彼の歌声は、やがて周囲の人々の心に響き、それぞれの人生は気づかぬうちに交錯していく。再び歩みだす先に光がさす、4つの物語。




TV
ドラマ
日本 Color
2021/02/06 ~ 2021/02/27 | 土曜日 | 21:00~21:50 | NHK総合

<注釈>
[1] それがあるかぎり、「犯罪」からの更生は不可能に近いと思います。
[2] もちろん、浅田彰は大真面目です。糸井重里の「不思議、大好き。」が流行ったのが1982年。知的に遊ぶ、そういう雰囲気の時代でした。知的優等生が認められていた世界です。それが、いまの差別社会につながっているのは残念です。
[3] 怒られますね。宮台真司にはまだ期待しています。もう少しわかり易い表現をしたら、身に危険が及ぶのでしょうか。(食うのに困らなければ、逃げるという手段はあります。でも、彼は性格的に逃げ続けることはできないでしょうね。多分。)
[4] 労働者にも資本にも。多分、「資本制生産様式が主流な社会」が全盛であるように見せかけていますが、その限界、「終焉」が近づいているんだろうと思います。
[5] 「ヤク」ではありません。抗うつ剤と睡眠薬です。人生の半分を檻と薬で過ごしたあと、檻から放されて、薬を止めました。でも、あまりにも失ったものが大きいと思うこの頃です。「逃げ方」(方法、方向)に気をつけて。私はいろいろな間違いを犯しましたが、一番大きいのは「結婚したこと」かな(^_^;)。


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