世界の発明・発見事典 飯野貞雄・中川徹監修 1989 集英社

世界の発明・発見事典

世界の発明・発見事典



子供向けの学習漫画である。ところが面白い。読み始めると止まらなくなる。子どもの頃に、このような本を真剣に読んだことを思い出す。
当時、私は科学者になろうと思っていたし、科学や、人類の進歩を信じていた。時代も、万博やアポロ計画などで沸き立っていた。ほとんどの人が人類の明るい未来を信じていたのである。
今私はは、そのような科学観、進歩観と必死に闘っている。
時代も、科学万能主義から少しずつ離れつつある。しかし、相変わらずテクノロジーには未来がある(あるいはテクノロジーにしか未来を見いだせない)という宣伝が毎日行われている。
そんな状況の中で、テクノロジーに囲まれた今の子どもたちは、この本をどう読み、なにを感じるのだろうか。

(2000年記)

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