動物農場 ジョージ・オーウェル 1945年 高畠文夫訳 角川文庫(1972/08/30)


初めて読んだ。

こんなに分かりやすく痛烈な寓話の形式をとった社会批判の小説は初めてだ。

その対象は、明らかにスターリニズムのソ連である。それは同時に各国の共産党批判でもある。それは、国家批判に通じてゆくだろう。「一九八四」を読み直したい。

オーウェルは貧しい者、抑圧されている者、労働者の立場にいる。しかし、先週の汚職の問題もマスコミが報じなくなった途端に忘れてしまう日本の現代の労働者達。「動物農場」の動物たちと同じではないだろうか。