民主主義はいかにして劣化するか (ベスト新書) 斎藤貴男著 2014/11/20 KKベストセラーズ

民主主義はいかにして劣化するか (ベスト新書)

読んでいるうちにだんだん寂しい気持ちになった。

著者のしっかり裏付けられた現実が、5年経った現在、著者の予想通りにどんどん悪化しているからである。

ウヨにもサヨにも、そして象牙の塔に守られた知識人、学者さんも是非読んでほしい。そして現実はあなたが考えているよりずっと悪化していることを知ってほしい。

ただ一つの救いは、このような本が出版できること。この本の出版に携わった人、読者・・・。そこに希望を見つけたい。
戦争のできる国でいいのか?
戦争をしない国がベストじゃないのか――
特定秘密保護法の成立、集団的自衛権の解釈改憲、「私が最高責任者だ」という安倍首相の事実上の独裁宣言(2014年2月12日衆院予算員会)……憲法9条は死に、「戦争できる国」づくりが着々と進んでいる。
まだ間に合うのか、もう間に合わないのか。
劣化するこの国の民主主義を糺す。
《章目次》
第1章 憲法が死んだ日
第2章 特定秘密保護法の悪魔性
第3章 再稼働し始めた原発がもたらす必然
第4章 分断される労働市場
第5章 狂気の排外主義と国民的ナルシシズム
第6章 「日本は戦争に負けなかった」
第7章 選択肢がなくなる世界

出版社からのコメント

民主主義の劣化
「私が最高責任者だ」。2014年2月12日の衆院予算委員会で、集団的自衛権の行使容認をめぐり、安倍首相はそう答弁した。事実上の独裁宣言である。
日本という国は、そもそも民主主義国家なのか。選挙の仕組みは用意されているし、言論・表現の自由も、いまのところ保障されている。それにもかかわらず、あの発言によって首相がその座を追われることがないのは、煎じ詰めれば有権者が支持しているということだ。集団的自衛権の問題だけでなく、彼の独裁は国民各層に喜ばれていると言われても、にわかには反論できにくい。彼の暴政をむしろ国民自身が積極的に促している。だから民主主義の劣化なのだ。


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