検事・佐方 ~恨みを刻む~ 2020日 兼崎涼介監督

検事・佐方 ~恨みを刻む~ 2020日 兼崎涼介監督
“佐方貞人シリーズ”の第5作だそうです。第1〜第4作については観た記憶がありません。

まあまあ面白かったです。上川さんがタバコを吸うシーンが有った(?)ような気がします。最近のドラマで悪役ではなく主人公がタバコを吸う場面を観たことがありません。愛煙家の私としては嬉しいことです。

警察は、かっこよく描かれることも多いですが、同じくらい犯罪行為を行っている組織として描かれます。検事も同じです。ただ、検事の場合は現実社会で政治家を不起訴にしたりしているので、基本的に正義の味方です。検事物の最初の記憶は木村拓哉主演の『HERO』です。もう20年近く前ですね。『HERO』で検事の仕事を知ったように思います。

どちらも組織のしがらみと、上からの理不尽な要求(妨害)に合いながら正義を貫きます。そして、かならず主人公を理解してくれる同僚や上司がいます。私にはそういう同僚や上司はいなかったかなあ。いざとなったら(最後は)力になってくれなかった気がします。(;_;)

推理を楽しむのはいいですが、推理しなくても勝手に犯人を見つけてくれます。(笑)

それがメディアの恐ろしいところです。



⟨impressions⟩

It seems to be the fifth work in the "Sakata Sadato series". I don't remember seeing the first to fourth films.

It was so interesting. It feels like there was a scene where Mr. Kamikawa smoked a cigarette. In a recent drama, I've never seen a hero smoke a cigarette, not a villain. As a smoker, I'm happy.

Police are often portrayed as cool, but they are portrayed as equally criminal organizations. The prosecutor is the same. However, in the case of a prosecutor, he is basically a ally of justice because he prosecutes politicians in the real world. The first memory of the prosecution is "HERO" starring Takuya Kimura. Almost 20 years ago. I think you learned about the work of the prosecutor in "HERO".

Both of them adhere to the justice of the organization and the unreasonable demands (obstructions) from above. And there are co-workers and bosses who understand the protagonist. I wonder if there was such a colleague or boss. When it comes to emergency (in the end), I don't think it helped me. (;_;)

It's nice to enjoy reasoning, but it will find the criminals without reasoning. (Lol)

That's the horrifying part of the media.




[スタッフ・キャスト等]

監督:兼崎涼介
チーフプロデューサー:佐藤凉一
プロデューサー:残間理央 和佐野健一 大西文二
原作:柚月裕子 『恨みを刻む』(KADOKAWA刊『検事の信義』所収)
脚本:酒井雅秋
<出演>
上川隆也:佐方貞人
松下由樹:庄司真生
瀧本美織:花岡尚子
原田龍二:鴻城伸明
堀井新太:高梨祥一
乙葉:室田公子
内田慈:武宮美貴
松尾貴史:本橋信次郎
伊武雅刀:筒井義雄



米崎地検の公判担当検事・佐方貞人(上川隆也)は、ある事件の調書を読んで疑問を抱いた。それは旅館従業員・室田公子(乙葉)が逮捕された事件で、公子が覚せい剤を使用しているところを幼なじみの武宮美貴(内田慈)が目撃し、容疑が発覚。その後の家宅捜索で証拠物が見つかり、現行犯逮捕されたという経緯だった。
しかし、佐方は美貴の目撃証言に違和感を覚えたのだ。美貴は小学校に通う娘を迎えに行った際、駐車場で公子の現場を見た、と証言していたのだが、実はその日、小学校は前日の運動会の振替で休みだったのだ。同じ日、佐方は行きつけの定食店を訪れた際、学校帰りの子どもたちの声が聞こえなかったことを、確かに覚えていたのだ…。
公子は過去に2度逮捕歴があり、その際は素直に容疑を認めていたが、今回は頑なに容疑を否認しており、接見した佐方にも自分は無実だと訴える。
そんな中、米崎地検に差出人不明の封書が届く。中には「室田公子の証拠は捏造だ」と書かれた1枚の手紙が…。いったい誰が告発状を送ったのだろうか…!? 
検察事務官・花岡尚子(瀧本美織)とともに補充捜査をはじめた佐方は、公子を逮捕した米崎西署の生活安全課係長・鴻城伸明(原田龍二)が、美貴の経営するスナックに出入りしていることを知る。その矢先、警察との関係悪化を嫌う次席検事・本橋信次郎(松尾貴史)が、捜査をやめるよう佐方に圧力をかけてきて…!?




TVM
ミステリー
ドラマ
日本 Color
2020/09/06 | 日曜日 | 21:00~ | テレビ朝日 / 朝日放送



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