知の編集術 発想・思考を生み出す技法 松岡正剛著 講談社現代新書 2000/1/20

知の編集術 発想・思考を生み出す技法 松岡正剛著 講談社現代新書 2000/1/20

 知的な遊びの本。松岡は、編集で何をしようとしているのか。「技法」は資本主義社会では必要であるが、技法が思考を生み出すわけではない。資本主義を支える技法をいくら探求してもその先はない。必要なのは「技法批判」である。松岡の本はその材料を与えてくれる(だけである)。


Mon Dec 23 06:31:50 2002



⟨impressions⟩

Intellectual play book. What is Matsuoka trying to do in editing? "Technology" is necessary in a capitalist society, but technique does not generate thought. No matter how much we explore the techniques that underpin capitalism, there is no future. What is needed is "technical criticism." Matsuoka's book gives (only) that material.


Mon Dec 23 06:31:50 2002




[出演者(プロフィール)]

松岡正剛

1944年京都生まれ。編集工学研究所所長。帝塚山学院大学教授。情報文化と情報技術をつなぐ研究開発を促進している。著書に『情報と文化』『情報の歴史を読む』──NTT出版、『花鳥風月の科学』──淡文社、『ルナティックス』──作品社、『知の編集工学』──朝日新聞社、『フラジャイル』──筑摩書房──などがある。



私の好きな読書法──私はしばしば「目次読書法」という読み方をする。本をペラペラめくってしまう前に、比較的ゆっくり目次を眺めるのである。……そして目次をよみながら著者が書いていそうなことを想像する。むろん勝手な想像であるのだから、あたっていなくともよい。こうしておきながらやおらパラパラとページをめくり、自分の想定とのちがいを見る。そうすると、最初に想定したことが多少はあたっていたり、まったく予想はずれになることもあるのだが、その想定距離と実測距離との差異が読書を加速させ、立体化させるのである。……鉛筆やボールペンで本のページをマーキングすることも多い。……マーキングのしかたにはだいたいルールがあって、重要箇所を囲むばあいの線の種類や、固有名詞と概念名詞を区分けするマークや、あとでその1冊をさっと見て思い出せるようにしておくマーキングなど、いろいろ用意してある。──本書より




[ISBN-13 : 978-4061494855]


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