チョッキン 吾妻ひでお 1977-1978 秋田書店



 苦節二十数年、やっと手に入れた。私のバイブルである。貨幣に込められた羨望と、それに反抗する意志。貨幣経済への痛烈な風刺。ケチな私にはたまらない。所々に見える吾妻の優しさ。

 これで、私の吾妻コレクションはほぼ完成した。

Tue Mar 19 09:13:07 2002



⟨impressions⟩

I finally got it after 20 years of hardship. This is my bible. The envy of money and the will to oppose it. A bitter satire on the monetary economy. I'm stingy and irresistible. The kindness of Azuma that can be seen here and there.

With this, my Azuma collection is almost complete.

Tue Mar 19 09:13:07 2002




「お金持ちになりたい」ではなく、「お金(=預金通帳)が好き、お金が貯まっていくことが最高の幸せ」と感じる主人公・チョッキン。ただ、全くのケチというわけではなく、いざという時にはお金を使う絶妙な“バランス感覚"にすぐれているのもチョッキンの魅力のひとつです。「使うところは使い、シメるところはおおいにシメる」という、どこか経営にも通じるチョッキンの美学。ビジネス書としても使えそう(?)な作品です。




いまだに完成していない。(^_^;)

Sun 2505:22:00 2020



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