ツチハンミョウのギャンブル 福岡伸一著 文藝春秋 2018/6/29

ツチハンミョウのギャンブル 福岡伸一著 文藝春秋 2018/6/29

福田氏のエッセイ集です。文章がそんなにうまいとは思わないけど、とても面白かったです。

ツチハンミョウの話は1回だけです。



⟨impressions⟩

A collection of essays by Mr. Fukuda. I don't think the text is so good, but it was very interesting.

The story of the blister beetle is only once.




[出演者(プロフィール)]

福岡伸一
生物学者。1959年東京生まれ。京都大学卒。米国ハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授・米国ロックフェラー大学客員教授



福岡ハカセの大胆なる仮説・珍説・枝葉末節。

4000匹のうち生き残れるのは1匹か2匹。ツチハンミョウという地味な虫は壮絶なギャンブル人生を生きている。それに比べたら、私たち人間なんて--という昆虫バナシが本書のタイトルとなった「ツチハンミョウのギャンブル」をはじめとする、福岡ハカセのワンダーランドというべき一冊。
NY、久しぶりに戻ってきたトーキョー、ノーベル賞を受賞したカズオ・イシグロ、アメリカのインテリ層を震撼させたトランプ大統領旋風といった世の移り変わりから、変わらず偏愛のフェルメール、大人になっても楽しい昆虫採集、ハカセ独壇場のわかりやすく面白いサイエンス・コラムまで。どこから読んでも、いつ読んでも楽しめる極上のコラム集。




”人口減少を憂うべきか”

「生命の目的は子孫を残すこと。よくそう言われるが、それはあくまで「種としては」ということである。種内の誰かががんばってくれているのであれば、あとのメンバーはあくせくすることもない。・・・生物はもっとさぼってよいのである。」P.252



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[ ISBN-13 : 978-4163908595 ]


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