円形 - ブルーノ・ムナーリ かたちの不思議2 ブルーノ・ムナーリ著 阿部雅世訳 2010/11/13 平凡社

円形 - ブルーノ・ムナーリ かたちの不思議2 ブルーノ・ムナーリ著 阿部雅世訳 2010/11/13 平凡社
正方形」と合わせて読むと、人間が図形に対して抱く感覚がよくわかります。芸術家や数学者などがそれを考えるさまが描かれていて、歴史的事象とともにムナーリの勉強ぶり、博学ぶりが見えます。

ただ、それを概念的に考えたのはユークリッドあたりからでしょう。というか、それより古いものは残っていないので。そこにプラトンに始まる西洋論理主義(文字文化)が見えます。ですから、本来的に人間に備わっている感覚なのか、文字文化の背景のもとそのように感じているのかは分りません。本来的な感覚というのも「本能」と同じで怪しいですよね。社会的に作られた感覚ということは言えると思うのですが。

三角形 - ブルーノ・ムナーリ かたちの不思議3」を読もうかどうか、迷ってます。



⟨impressions⟩

When read together with " square ", the feeling that humans hold on figures is good. I understand. It depicts artists and mathematicians thinking about it, and you can see Munari's study and learning along with historical events.

However, I think it was around Euclid that I thought about it conceptually. Or rather, there are no older ones left. Western logicism (character culture) starting with Plato can be seen there. Therefore, I don't know if it is a feeling that human beings originally have, or if it feels that way under the background of character culture. The original feeling is the same as "instinct" and is suspicious. I think it can be said that it is a socially created feeling.

" Triangle-Bruno Munari's Mystery 3 " I'm wondering if I should read it.




[出演者(プロフィール)]

ムナーリ,ブルーノ
1907年ミラノ生まれ。イタリアの前衛美術活動「未来派」に共鳴し、造形作品の発表を始める。またその傍ら、1930年代より、グラフィックデザイナー、アートディレクターとして本の編集や装丁を手がけ、戦後は、ダネーゼ社などのためのプロダクトデザインも多く手がける。1954年、55年、77年に、イタリアのデザイン賞「コンパッソ・ドーロ」を受賞。1940年代より制作を始めた、子どもの想像力を育てる実験的な絵本によって、絵本作家としても世界に知られており、1974年に、国際アンデルセン賞を受賞

阿部/雅世
1962年東京生まれ。建築家、デザイナー。法政大学工学部建築学科卒。イタリア・ドムスアカデミー工業デザイン科マスター修了。「五感に響くデザイン」を研究課題とし、ICFF2000Editor’s Award、A&W Mentor Award 2006ほか、建築、デザイン、素材研究など、幅広い分野で国際デザイン賞受賞。04‐07年国立ベルリン芸術大学客員教授、07‐09年国立エストニア芸術大学教授を務め、世界各地で子どもやプロのデザイナーを対象としたデザインワークショップを行っている。ベルリン在住



正方形に対して円は永遠の神秘の形とムナーリはいう。古代文字、年輪、サイクロイド曲線、時計、魔法円など想像力をそそる円が満載。




[ ISBN-13 : 978-4582834864 ]


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