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砂の女 1964年日 勅使河原宏監督
不条理を頭の中だけじゃなく、文字(本)という形で実体化すること、それが不条理の実態を暴き出す力となる
不条理を頭の中だけじゃなく、文字(本)という形で実体化すること、それが不条理の実態を暴き出す力となる
時代にあった社会のあり方と、人々の気持ちが『鬱』であり、次の時代へ変わっていく力である。
エンデが晩年研究していた「貨幣」を直接取り上げた見事な風刺戯曲である。
謎の生物が人間に寄生する話だけど、人間性を問い直す内容だ。
主人公は、現代社会に一番適合した行動をしているだけである。それを異常と見る人がいるうちは、まだ希望がある。