彼が言う「愚民]とは、(エセ)知識人、文化人のことである。
マスコミが、それを助長する。
もちろん、それに同調する庶民の存在がある。納豆がいいとテレビが言えば、スーパーから納豆が消える。大衆はエセ科学に弱いのだ。
それが象徴的に現れているのが「禁煙ファシズム」である。科学的データがなにもないのに、タバコは自分を殺すだけでなく、他人も殺すというデマが大手を奮っている。
だから、庶民も少し考えて少し賢くなり、エセ知識人や文化人の矛盾した発言、根拠がないことが容易に想像できるような発言を断固として拒否、避難すべきなのである。
戦争が現実的になりつつある現在、彼らはA級戦犯となり、実際に戦争に行くのはわれわれ庶民なのだから。
小谷野氏は自分を右翼とも左翼とも言っているが、本当の左翼とは資本主義を否定するために努力する人である。ただ現実の知識人を批判するだけでは資本の力には勝てない。