マンガ中国入門 やっかいな隣人の研究 2005年  ジョージ秋山(漫画)、黄文雄 (監修)  飛鳥新社 (2005/8/6)

マンガ中国入門 やっかいな隣人の研究
黄 文雄
飛鳥新社
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ジョージ秋山ってそっちの人だっけ?好きな漫画家なんだけどなあ。小林よしのりと全くおんなじになっちゃった。

内容については、細かく批判するまでもない「ウヨ」の主張です。この手の本で残念なのは、著者(この場合「黄文雄」)が中国の歴史・文献には詳しくても他の国についての一般的知識すらないことです。だから、同じことを日本を題材にしても、欧米を題材にしてもかけるということです。勉強さえすれば。

もう一つは、学問的影響からだと思いたいが、「人」と「国」の違いもわかっていないということです。だから。『やっかいな隣人』なんて副題を恥ずかしくもなくつけれるのです。その区別もないから、「中国」という国家と「中国人」という人がごちゃごちゃになってしまうのです。

まずは「国家とは何か」という「国家論」を自分の中で整理すること。次に現代の中国の状況を歴史から導き出すのをメインにしないこと。現代社会は歴史的背景を利用しながらも「お金」で動いているのだから、経済学の基礎知識を抜きに現代社会は語れないこと。「ODA」をなにか日本が中国に寄付している金のように考えているように読めるけど、「ODA]というのは、現在の植民地政策のことだということぐらいは認識してほしい。



中国とはいかなる国家か?

この一冊ですべてがわかる!

政治、経済、外交問題……国際ルールを無視し続ける困った隣国の真実をマンガで読み解く異色の問題作!

●反日のための日本人狩り
●世界最大の売春大国
●核を二十発ほど使えば日本を消し去る事ができる
●食人文化を持った恐るべき大国
●胡錦涛主席はチベットの支配者だった
●十二億人全員がマイカーを持ったら?
●デモ、暴動の報道は法律で禁止
●三十年も遅れている病院設備
●日本のODAは軍事費
●急増する三千万人のチャイナマフィア
●一人っ子政策が青少年に及ぼした深刻な影響
●一千万人を超えたエイズ患者
●南京大虐殺はでっちあげ
●軍拡に突き進む本当の狙い ほか




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