
反体制派のジャーナリスト二人の対談集。二人の発言に差が有るのは、林氏のイギリス在住経験から来るのかもしれない。
二人の個性のぶつかりからほとばしるエネルギーは読み手に伝わってくる。これからも頑張ってほしい。
ただ、大きな敵の前で反抗する無力感が大衆を取り込むことだけは避けたい。
支配層は、敵も味方も取り込んで自分の力にしてしまうのだ。
〈impressions〉
Collection of talks between two dissident journalists. The difference between the two may come from Hayashi's experience in the UK.
The energy that blows off from the collision of their personalities is transmitted to the reader. I want them to do their best.
But I just want to avoid letting the masses out of helpless feelings in front of big enemies.
The ruling class takes in enemies and allies and makes them their own strength.
[出演者(プロフィール)]
斎藤/貴男
1958年東京池袋生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学商学部卒業。英バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。日本工業新聞記者、週刊文春記者などを経てフリー
林/信吾
1958年東京板橋生まれ。作家。神奈川大学中退。83年から10年間在英、英国ニュースダイジェスト記者、欧州ジャーナル編集長などを務める。帰国後フリーで執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
結果の不平等、格差ならまだ仕方がない。しかし、いまの日本社会は、自由競争の名のもとに、世代を超えて格差が温存される“不公正社会”にされようとしている!『機会不平等』『しのびよるネオ階級社会』などで日本の格差拡大に警鐘を鳴らし続ける二人が、そのイカサマな構造にするどくメスを入れる!勝ち組・負け組をはなから決めつけるのは誰か?格差拡大のペテンを衝く渾身の対談。
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